龍は夜に惑う‐帝王の愛人‐(りゅうはよるにまどう ていおうのあいじん)
龍は夜に惑う‐帝王の愛人‐(りゅうはよるにまどう ていおうのあいじん)
- 著者
- 柳まこと
- 画
- 史堂櫂
- ●発売日
- 2008.07.10
- ●定価
- 本体 857円+税
- ●ISBN
- 978-4-7730-9912-6
龍は帝王に愛される マフィアの帝王×元ヤクザの組長 人を殺して、真のマフィオソとなるか…悩む喬一はある事件をまかされるが… 「お前は私の愛人だ」優しすぎる元組長の喬一を想い、リカルドはそう告げた。愛人でいれば、銃を持つ必要も、危険な目に遭うこともない。しかしシチリア・マフィアの首領であるリカルドと対等でいたいと思う喬一は、それに激しく反発する。もう一度幹部候補に戻るために突きつけられた条件は、人を殺すこと。“帝王の愛人”でいるのは矜持が許さず、けれど人を殺すこともためらわれて、喬一は悩む。その頃、ファミリーの周囲では美術品を狙った強盗グループが暗躍していた。シルヴィオと共にその調査を任された喬一だったが…。