檻姫‐囚われのカナリア‐(おりひめ とらわれのかなりあ)
檻姫‐囚われのカナリア‐(おりひめ とらわれのかなりあ)
- 著者
- 高峰あいす
- 画
- しおべり由生
- ●発売日
- 2008.07.10
- ●定価
- 本体 857円+税
- ●ISBN
- 978-4-7730-9926-3
私のためだけに啼け 淫らな牢獄に捕らわれて、堕ちていく――快楽地獄。 処女であることを隠し、男娼館『牡丹』のトップを守り続けてきた遙は皮肉な再会をする。それは四年前に遙を裏切り、淫らな牢獄に堕とした男・凪原だった。「体も心も犯しがいがある、天性の淫乱だ」男は嫌がる遙の無垢な体に、破瓜の痛みと快感を刻みつけた。ふたりの間には憎しみしかない筈だったが、ある夜、客に媚薬を盛られた遙は凪原に助けられる。憎むべき相手なのに、触れてくる指先はなぜか優しくて、遙は戸惑ってしまい――。