白鷺が堕ちる夜(しらさぎがおちるよる)
白鷺が堕ちる夜(しらさぎがおちるよる)
- 著者
- 松幸かほ
- 画
- 緒田涼歌
- ●発売日
- 2008.04.10
- ●定価
- 本体 857円+税
- ●ISBN
- 978-4-7730-9903-4
ひと夜の値段は一億―― 実家の窮地を救うため、晴巳が差し出したのは自分の身体だった。 日舞桃井流の師範代「花鶯」の名を持ちながら、サラリーマンとして生活する晴己は、ある日突然、新社長クラウスの秘書補佐に任命される。ドイツからやって来た新社長は、六年前、実家への援助の代わりに一晩だけ身体を重ねた相手だった……。愛人になるという条件を反故にし逃げた晴己に、再会したクラウスは見返りを要求する。繰り返されるのは、「好き」という愛の言葉。クラウスの真意が分からず、混乱する晴己だが!?