明日が世界の終わりでも (あしたがせかいのおわりでも)
明日が世界の終わりでも (あしたがせかいのおわりでも)
- 著者
- 榎田尤利
- 画
- 茶屋町勝呂
- ●発売日
- 2003.02
- ●定価
- 本体 857円+税
- ●ISBN
- 4-7730-0261-1
視線で愛される 他の男に抱かれえる恋人を「見る」こと―それが、玲治が望に求めたセックスのやり方だった。毎回違う男に組みしかれて乱れる望を、ただ見つめるだけの玲治。自分では指一本触れない残酷な愛し方に傷つく望だったが、身体中に絡みつく熱を孕んだ玲治の視線は、どんな愛撫よりも望を蕩けさせた。快楽と哀しみに翻弄されながらも、望は玲治を愛することを止められない…。人生を変える運命の恋を描いた表題作他、二編を収録。