雪の記憶(ゆきのきおく)
雪の記憶(ゆきのきおく)
- 著者
- 剛しいら
- 画
- 高群保
- ●発売日
- 2008.11.11
- ●定価
- 本体 890円+税
- ●ISBN
- 978-4-7730-9900-3
もう、君なしでは生きられない。 愛し愛されて、互いが一緒にいる為に下した最後の決断。 臨床心理士の如月は、年下の恋人・佐々木との暮らしにも慣れ、慌ただしくも満ち足りた日々を送っていた。寝食を忘れて仕事に没頭する如月を心配した佐々木は、休息を取らせようと山奥にある温泉へと連れ出す。久しぶりの蜜月のはずが、雪山で遭難した少年を発見したことによって、事件へと巻き込まれてしまう。記憶をなくしていた少年を一時的に預かることになった如月は、その断片的な言葉から、少年の過去を導き出そうとするが。