嘘つき紳士は、かく語りき(うそつきしんしは、かくかたりき)
嘘つき紳士は、かく語りき(うそつきしんしは、かくかたりき)
- 著者
- 弓月あや
- 画
- 明神翼
- ●発売日
- 2013.11.09
- ●定価
- 本体 890円+税
- ●ISBN
- 978-4-7730-8680-5
もう一度キスを??きみが嫌でなければ
「悪い子には、お仕置きをしなくてはならないね」
雪弥*は友人に会うために訪れたイギリスで事故に遭遇し、そこで美貌の青年を助ける。もう会うこともないと思っていた数日後、再び彼は現れた。貴族であり侯爵のグレアムは優雅に微笑み、自身の館に雪弥を招待した。優しげだがどこか断ることを許さないその雰囲気に、頷くしかできない雪弥。そして豪華な晩餐の席で、甘い囁きと芳しい酒に酔わされてグレアムの誘いに応じてしまう。キスも抱擁も、そしてその先も……禁忌と知りながら抱かれた翌日。雪弥は、グレアムの瞳に隠された秘密を知ってしまい!?(*「雪」表記は「木へんに雪」)